msdr コレは酷い 忍者ブログ
オンオフ交えた備忘録ような
 
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なんだかよく解からない。
電波電波。できれば見ないほうがいい怪電波。
若干暴力的。
忍者さんには公開にパスとかないのかな。よくわからないんだぜ!

紙の辞書買ってこようかなぁ・・・・



実家から変なものが届いた。
「こんにちはご主人様。今日から僕が貴方の身の回りのお世話をさせていただきます。」
それはただのガキだった。しかし同封されていた手紙を読むと、どうやらただのガキではなくただの機械らしい。
ガラス球の目がこちらを見ている。視線が刺さるようで鬱陶しい。とりあえず最初の命令を出すことにした。
「許可なく俺の方を見んじゃねえ。」
そいつは俺のほうに向き合う間だけ目を閉じるようになった。
「わかりました。ご主人様。」



それは働いていた。
手紙にあったとおりの一通りの家事をそつなく、俺が命令したことをやった。が、多少余計な真似をするようだ。やれ夜食だの、贈り物だの。たしかに家に手下か奴隷が欲しいとは言ったが、こんなちょこまかと目障りなモノを寄越されるとは。ガキの姿をしていることもそうだ。おれはガキが嫌いだとあの人も良く知っているだろうに。
「マニュアルと俺の命令以外のことはするな。」
「わかりました。ご主人様。」



自分がイラついているのが解かる。原因も理解している。アレのせいだ。
以前命令した時から、アレは俺の言ったことを忠実に守っているようだった。言われたこと以外の余計なことはしていない。それがどうしてか、俺の不快感を増長させた。
「俺と同じ空間にいることを禁止する。俺の視界に入るな。」
ソレがまごついた。初めての反応だった。
「あの、しかしそれではお世話が、」
口応え、これも初めてか。気に入らない。たかがA・Iごときが反抗だと。
気に入らなかったので獲物で殴った。
「命令だ。」
軽々と吹き飛んで壁にぶつかった。機体に破損が出たらしくソレの衣服には赤い油が染みていた。
痛みという感覚は持ち合わせていないのだろう。のそりと立ち、プログラム通りの薄ら笑いを浮かべてこう言うのだ。
「わかりました。ご主人様。」




ソレの存在自体に我慢がならなくなってきた。だから、徹底的に『ないもの』として扱った。
「何も見るな。何も聞くな。何も話すな。何もするな。一切の行動を禁止する。」
いままでやらせていたことも全て禁止した。もう二度とアレが動き回って視界に入り不快になることも無いだろう。清々する。


三日たった頃、たまたま近くを通った時にモーターの音が止んでいることに気が付いた。
なんだ壊れたのか。邪魔だな。座ったまま動かないソレの機体を蹴った。
がしゃり。起き上がることもない。機能が完全に停止していた。


一応家には連絡を入れた。そうしないとあの人がうるさいからだ。
連絡を入れた次の日には、兄弟がソレを回収しに来た。
「ソレ、じゃないよ。」
「うるせえな。ただの人形だろうがよ。」
しかし兄弟はそのゴミを大事そうに抱え上げて乗り物に乗せ連れて帰った。
消えたと思った不快感がまた沸く。
新しい部下ロボットが早く来ればいい。アレのようなものはいらないが。




数日経ったあとあの人に呼び出された。だから家に帰ったのに。
「・・・・あの子が停止したそうじゃな」
開口一番、普段の労いでもなくアレの話をされて一気に気分が下がった。どこまでも目障りな。
「俺にはアレは必要なかった。だから仕事もさせなかった。そうしたら停まっただけです。」
「そうか。」
博士は俺にいくつか最近のことを尋ねながら、研究資料と思われる何かに書き付けをなさっていた。
ふいに飲み物を取ろうとして手を伸ばされたが、カップが空だったようだ。
「俺が注いできましょうか?」
「いや、結構じゃ。」
俺が申し出たのを断ると、博士が後ろを振り返って呼びかけた。
「ロック、湯を沸かしてコーヒーを入れてくれ。」
「わかりました、ドクター。お砂糖はいつもの通りで良いですね?」
「たのむぞ。」
アレがいた。人間のように笑っている。
「あ、貴方がクイックさんですね!はじめまして、僕はロックといいます!」
機械的な動作は欠片も無くて。
「飲み物や軽食を用意できますが、何かご希望はありますか?」


いらいらする。いらいらする。



しばらくの間居なさいといわれたので、数日家に滞在することにした。
いらいらする。部屋の外に出て行きたかったが、いつアレとはち会うか解からない。不用意にアレと接触したくない。不快だ。
部屋をノックする音がした。アレが来た。
「クイックさん、失礼します。ご夕食の用意ができたので、お知らせにきました!」
笑うのが、まるきり子供のそれだった。いらいらする。・・・お前はそんな表情ができたのか。

頭が痛い。


何日も持たずに、耐え切れなくてこわした。博士は家にいなかった。

「なんでロックを壊したの?」
破壊音を聞きつけてやってきたのか、ひとつ下の弟のクラッシュが部屋の入り口からこちらを睨んでいた。
明かりもつけていない部屋だったからその目がぎらりと光っているのが良く見えた。彼にしては珍しく、本気で怒っている。
「なんで壊したの。」
「・・・俺がもらったものだ、壊すのも俺の自由だろう。」
壊した際に付いた汚い油から、金臭い臭いがするのを不思議に思いながら適当に返事をする。ぬるぬると粘つく。舐めるとやはり鉄の味がした。
「クイックはロックをいらないって言ったでしょ。」
そういえばそうだった。
行動を制限させて徹底的に無視をした。仕事も与えなかった。
「今は、ドクターのものだよ。」
弟の”腕”は壊すことにのみ特化しているものだ。しかし彼は以前そうしてつれて帰ったようにぎこちなくもその壊れた『少年』をゆっくりと起こして、そのまま横向きに抱き上げた。
「ごめんねロック。ごめんね。」
弟はがらくたにむかって謝り続ける。無意味なことこの上ない。はらはらとなにかが零れている。そこでクイックは初めてクラッシュが泣いていることに気が付いた。
「痛いでしょう。今すぐに博士を呼んであげるからね。」



博士は予定より早くお帰りになった。そして俺は厳しく注意を受けた。
「あの子はもうお前の部下ではない。」
たかだか人形にどうして彼らはああいう反応をするのだろうか。
いらいらする。頭が。
「ロックが助からなかったらオレ、クイックを許さないよ。」
クラッシュはまだ俺を睨んでいた。よく見ると末の弟たちも俺のほうを責める様に見ている。
「もしロックが死んじゃったら。」
ヒートが少し涙声で言った。

苛、いら、苛まれている。何に?わからない。解からないから堂々巡りで、余計に落ちつかなくなって。
閉じた目蓋の裏が明滅するようだった。

「ロボットに、死ぬも何もねえだろ。」
理解できない。いらいらする。俺が、一体何を知らないというんだ。
あんな小さくて使えないちんけなロボット一体に、なにが。
「・・・・・・気付く為のヒントなんて幾らでも転がっていただろうに。それを拾わなかったのは、お前の怠慢だ。」
フラッシュが呟く。こいつまで知っているのか。フラッシュはそのヒントを手に入れていたのか。知らないのは俺だけなのか。
何で俺だけ知らないことがあるんだ。いらいらする。いらいら。
目に見えて不機嫌になっていく俺を見て次兄はため息をつき、長兄はアレを治療しているという部屋のほうを見た。
「お前が知らない理由は、お前自身がその事を忘れているから。」
それから、もうひとつ。
「お前が思い出せないなら言うな、というのがあの子の遺言だ。」


*********



描きたいんだけど私の文才では描ききれない妄想要素。
・若干おにちくいっく でもお馬鹿さん←
・ロックが半人間 というかサイボーグ的な 元人間
・クイックに恩がある(クイックは何でか忘れてしまっている
・特質上存在を認知してもらえないと不具合がおこる(精神的な要因で

本当は自分のことを一度で良いから見てほしかったロックが、クイックに攻撃を仕掛けて、わざと反撃を受けて壊れる。っていうのが書きたかった。様な気がする。
なんだかいろいろと横道にそれました。

コレ横道ッテレヴェルジャナクナイ?ナイヨネ?
王様ニモヨクワカリマセン。伝エタイコトヲ伝エラレルヨウニ、プロットッテイウカ、文章構成ッテイウカ・・・・・計画性ッテ大事ダヨネ。
王子モ夏休ミトカ、チャント計画立テテカラ遊ンダホウガイイヨ。宿題ノコシテルト後ガツラクナリマス。原稿トイッショデス。

話もそれた。


ぶっちゃけ推敲が面倒で思いついて書いたまま投げてます。忍耐力無い。
誰かこんな感じのお話書いてくれないかな。文才欲しいぜ。
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