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オンオフ交えた備忘録ような
 
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ブログのログを見返していたら、「本家ろくま中心ブログ」なのに、落書群はそこそこありますが、文章がほとんど日常のグダグダしか書かれていませんでした。これでは詐称になってしまう。なんということでしょう。
よって妄想を語りたいと思います。

妄想なので、追記にたたんでおくことにいたします。ネガティブですよー。
例のごとく主人公贔屓目で。

軽い破壊。グロに分類されるのかどうか・・・?


バネ仕掛けの肢節を砕いた。厚い鉄の皮膚を刺し抉った。鋼の芯は踏み砕き、裂け目から右手をつき入れて探り太い管を見つけるとそれを掴んで引きずり出し力任せに千切った。
暴かれた動力の中心に向けて、左の銃口から零距離の光弾を放つ。

「――無事か!?」
運悪く敵中に一人取り囲まれてしまって、仕方なく応戦し殲滅した。最後の一機の駆動音が絶えたところで、異変に気づたすぐ下の弟が硝煙の向こうから駆けつけてきてくれた。
「何ともない?損傷は?」
「大丈夫だよ、雑魚しかいなかったから。」
「何かあったら姐さんに怒られっから…でもま、流石というかなんというか、お前は強いな。」
弟は普段からの赤い顔を殊更に機熱で染めていて、どうも戦闘の余韻に興奮しているようだ。
もとがどんなんだったかわかんねーや、といいながら敵だったスクラップを拾い上げる。散らばった残骸は沢山あったがどれも小さくて、どの破片をとってももとの機械体の外形を想像するには難しい状態だった。
その戦闘結果を記録していると、僕のプログラムの一部が小さくエラーを訴えてきた。確認すると戦闘時と非戦闘時にA.Iの判断基準にズレがあるというものだった。そのズレがどのようなものであるか簡単にチェックするために戦闘時のデータを呼び出そうとしたのだけど、なぜかそのデータが開けない。
「これ僕がやったんだよね?」
念のために弟に確認を取る。データが開けないんだけどバックアップを持ってない、と尋ねると、駆けつけた時一帯には煙と粉塵が巻き上がって酷く視界の悪い状態だったと教えられた。
「覚えてないのか?」
一昨日の昼食のメニュー、思い出せる。三日前に作ったおやつのレシピ、覚えてる。使った小麦粉のグラム数も覚えてる、卵を妹と買いに行ったことも。弟達が嬉しそうに食べてくれたことも鮮やかによみがえるのだけど。
「うん、本の十数分前のデータなのに呼び出せなくて・・・熱が収まってないのかも、まだちょっとぼーっとしてる。最近なかなか切り替えが上手く行かなくてさ。」
「お前らしくねぇな。」
弟はカラカラ笑って肩を叩き僕はそれに笑顔で答えた。
「不調があるといけねーし、早くラボに帰って博士に見てもらおうぜ。」
「うん。」
並んで歩き残骸の山を後にした。ベアリングのきしむ脚で地面を踏みしめる度に、ぱきりとなにかが割れる音がする。
ケーブルが焦げている。ビスが欠けて砕けている。黒いオイルが飛び散っていて、昔学習の一部で見せられたあれに似ていた。あのとき僕は”泣いた”。妹も泣いた。弟達だって良い顔はしていなかった。
でも今は弟も僕もその不快な光景をただレンズに移ったそのままに処理しているだけだった。


************
イメージするために作文してみた一場面。作文ですよ作文。短文です。ただの文です。
かきたいこと
書きたかったのは、戦闘データなどの上書きによって家庭用としてのプログラムが消えていくこと、それに伴い倫理観がかなり変質してしまっていること(過剰な破壊)、それを兄弟たちも異変だと気付かないこと。

普段接する機会が少ない物事から順に、博士の付き合いの学会の研究者(コサック氏はのぞく)や、公園で相手をする小さい子供、旅行など遠出した先での思い出等等。日常的に繰り返さないことも覚えが悪くなる。(研究所に居る機体数による食事の量の増減、突発的な約束、行事的な何か)酷くなってくると数分前の会話の内容が保存されずに消える。家事をとちる。
反対に戦闘に少しでもかかわることは体が覚えている。武装・非武装の意識の切り替えがされやすくなる。ちょっとしたきっかけで戦闘モードになる。傷を負うことが極端に減る。
変化はゆっくり起こったので、近くで兄弟機たちはその変化に気付かない。どんなに敵に対して異常な破壊を行っていてもそのまま「ロックマン」として見る。むしろ戦闘時やさしいと「お前らしくない」とか思ったりする。近場で異変に気付いているのは博士とロールちゃんだけ。
フォルテとかDWNとか、出会う頻度が少ない機体たちとっては変化を感じるのがより顕著なので、反応としては戸惑う、もしくはより好戦的になるとか。


ええと・・・書きすぎました。まとめると戦闘用モードに家庭用モードが押しやられて気が付くと人格まで変わりかけてる、というような感じ・・・??
ぼくらしさってなんだろう? というのがテーマでした。
家庭用であるのが僕らしさだと思っていたけど、皆はそうじゃなくて、戦闘用である僕のほうが僕らしいという、なんでだろう?みたいなね。
語りと作文とが 同じくらい・・・・もしかしたら語りのほうが文字数多いかも。なんという^^^^p^

以上 語り終わり!  ≡┌(^o^)┘
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